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JVM 指定の罠

Flex Builder の話です。
Flex Builder は、デフォルトのとき付属の JRE1.4 の JVM 上で実行されますが( Flex Builder 2 の場合)、使用 JVM を変更するときには注意が必要です。

JVM を変更する方法には二通りあり、設定ファイル(スタンドアロン版の場合 FlexBuilder.ini 、プラグイン版の場合 eclipse.ini )に -vm オプションを追記する方法と、FlexBuilder.exe (eclipse.exe) のショートカットを作成して、ショートカットに引数を追記して渡す方法がありますが、困ったことに、それぞれの方法で構成情報に違いが生じてしまいます

図 01. FlexBuilder.ini (eclipse.ini) ファイルで -vm を指定したとき
図 01. FlexBuilder.ini (eclipse.ini) ファイルに -vm を指定したとき
なぜか -vm が二回定義されるだけでなく、eclpise.vm がデフォルトの JVM を指しています。これは困りますね。

図 02. FlexBuilder.exe (eclipse.exe) のショートカットを作成して、引数を渡して起動したとき
図 02. FlexBuilder.exe (eclipse.exe) のショートカットを作成して、引数を渡して起動したとき
ini ファイルで設定したときと違い、eclpise.vm が指定通りに定義されています。

結論:JVM を変更する場合には、ini ファイルで設定するのではなく、ショートカットに引数を渡して設定しましょう。

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