オープンソースになった TLF ですが、FLash Builder 4 Beta 上で「定義へ移動」を実現させるためには、下記手順が必要です。
必要なもの
Flash Builder 4 Beta
( Flex Builder 3 では動作しません。Flash Builder 4 Beta のシリアルは、Flex Builder 3 のライセンスを持っている方のみ、こちらから入手できます。 )Flex SDK
( 4.0.0.8702 以降のバージョン )
手順
<Flash Builder 4 Beta のインストールフォルダ>sdks\4.0.0\frameworks\libs\netmon.swc を、<自分で用意した Flex SDK>\frameworks\libs にコピー
新規 Flex プロジェクトまたは、AcrionScript プロジェクトを作成
作成したプロジェクトのライブラリパスの設定で、textLayout.swc の参照を削除
<自分で用意した Flex SDK>\frameworks\projects\textLayout 配下にある下記 4 つのフォルダをマージした flashx フォルダを新規に作成
( 下記プロジェクトをすべて結合したものが textLayout.swc として利用されています )- textLayout_conversion\src\flashx
- textLayout_core\src\flashx
- textLayout_edit\src\flashx
- textLayout_textField\src\flashx
作成した flashx フォルダを、作成したプロジェクトのデフォルトパッケージにコピー
設定ファイル (flex-config.xml) を定義
(TLF のソースに条件付きコンパイル用の定数が記述されているので、下記内容の設定ファイルを作成して、load-config オプションで指定します。個人的にはローカル設定ファイルをお薦めします。 )<flex-config>
<compiler>
<define>
<name>CONFIG::debug</name>
<value>false</value>
</define>
<define>
<name>CONFIG::release</name>
<value>true</value>
</define>
</compiler>
</flex-config>
これで、TLF を使ったコンテンツを作ってデバッグするとき、内部の動作が確認できます。
Flash Builder Beta が修正されバージョンアップすれば、上記手順はすべて不要になると思うのですが、当面はこれでしのげれば…といったところでしょうか。